2021年9月22日に「あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム 定例講演会2021 航空機産業の未来-コロナ禍の先のビジネス獲得に向けて-」を開催しました。昨年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により、完全オンラインでの開催となりましたが、今年度は、現地会場とオンラインのハイブリッドで開催することができ、現地会場では16名の方にご出席いただき、オンラインでは86名の方にご視聴いただきました。
基調講演では、2021年7月に「新・航空機産業のすべて」を出版され、航空機産業に精通している大阪府立大学客員教授の中村様から、業界の動向をデータに基づいてご紹介いただいただけでなく、空飛ぶクルマや超音速機の研究開発にも触れられ、航空機産業の将来像について幅広くご解説いただきました。
TANIDA株式会社の駒井社長様からの講演では、実際に海外からの直接受注に至るまでのご苦労が語られ、同じように海外からの直接受注を目指している県内企業の皆様からの踏み込んだ質問にも大変丁寧にご回答をいただきました。
また、講演内容だけでなく、久しぶりの現地開催のイベントでもあり、講師と参加者、また参加者同士のコミュニケーションも弾んでおり、少ない人数限定であっても現地開催ができて良かったと改めて思いました。
来年度も、あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム定例講演会でホットなトピックを準備してまいりますので、是非またご参加ください!
開催概要
日 時 2021年9月22日(水) 13時30分から16時20分まで
開催形式 会場(ミッドランドホール)&オンライン(Webex)
参加者数 会場16名、オンライン86名
プログラム |
開会挨拶 |
あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム取組紹介 |
基調講演「これからの航空機マーケットにどのように向き合うべきか」 |
講演「中小企業の航空機産業参入について(The Road Built in Decades)」 |
基調講演「これからの航空機マーケットにどのように向き合うべきか」について
参加者アンケートより
- 最新のマーケット状況を具体的なデータで説明していただいて大変に参考になりました。
- MSJの話題から、空飛ぶクルマ、民間超音速プログラム、次期ステルス戦闘機等将来の航空機マーケットに関して解説いただき参考になりました。
講演「中小企業の航空機産業参入について」について
参加者アンケートより
- ここまでに至った経緯が丁寧に説明されて、非常によかった。
- 自社の成功・失敗例を語っていただけたので説得力のある講演でした。
- 海外メーカーと直接取り引きする際のご苦労がよくわかり、大変参考になりました。