2022年9月6日に「あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム定例講演会2022」を開催しました。昨年度に引き続き、会場とオンラインのハイブリッドで開催しました。ウインクあいちの会場では29名の方にご出席いただき、オンラインでは75名の方にご視聴いただきました。
講演1では、三菱重工航空エンジンの島内様から、航空エンジンの業界動向から、最新技術、サプライヤーとしての参入へのポイントに至るまで幅広くご解説いただきました。
講演2では、丸紅の吉川様から、空飛ぶクルマの海外での開発状況、各社・各機種の特徴を整理していただき、日本で想定されるユースケースについても、ご解説いただきました。
また、今回は、愛知県警察本部外事課から、技術情報の流出を防止するための心構えや、流出のケースについて紹介いただきました。
講演終了後の名刺交換会の時間では、ご参加いただいた皆様で活発なコミュニケーションがとられていました。
あいち・なごやエアロスペースコンソーシアムでは、今後も引き続き、愛知県の航空宇宙産業を盛り上げていくため、情報提供や企業間交流の機会を設けていきます。
来年度の「あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム定例講演会」でまたお会いしましょう!
開催概要
日 時 2022年9月6日(火) 午後1時から午後3時30分まで
開催形式 会場(愛知県産業労働センター(ウインクあいち)5階 小ホール2)&オンライン(Webex)
参加者数 会場29名、オンライン75名
時間 | 内容 |
13:00~13:10 |
開会挨拶 |
13:10~13:25 |
あいち・なごやエアロスペースコンソーシアム取組紹介 |
13:25~14:15 |
講演1「エンジンを通した航空機ビジネスの展望」 |
14:15~14:30 |
休憩 |
14:30~15:20 |
講演2「海外の空飛ぶクルマ開発動向から日本でのユースケース」 |
15:20~15:30 |
情報提供「技術情報等流出をめぐる現状と課題について」 |
閉会後 |
名刺交換会(30分程度、希望者のみ) |
参加者アンケートより
- 航空におけるバッテリー活用の課題、エンジン分野参入における障壁・MROでの収益性・サプライヤーに求めること等が参考になった。
- 世界でも出遅れ感のあるeVTOL開発を日本でも推進していく計画と国の強い指導力が必要と感じています。国土の違いはあっても将来の市場規模を見てみた場合、可能性は大きく、コアとなる日系メーカーの参入がないのが寂しい気がします。
- 当社でもセキュリティ教育につきまして定期的に実施しておりますが、講演の中で『人』が流出の原因である事を理解致しましたので当社での教育に活かして参ります。 また、社員一人一人が意識を高められる様に教育して参ります。